大切な愛犬のために!グレインフリードッグフードの特徴やメリットなどを紹介

このサイトではグレインフリードッグフードの特徴やメリットを紹介しています。
グレインとはつまり穀物のことで、それが含まれていないことによって犬への負担を減らすことができます。
一般的には米・小麦・大麦・トウモロコシなどが含まれていますが、肉食の動物である犬に取ってはこれらを大量に摂取することでアレルギーや肥満の原因になってしまいます。
これらが含まれていないフードは、肉の含有量が多く犬の腸内トラブルや肥満を予防します。

大切な愛犬のために!グレインフリードッグフードの特徴やメリットなどを紹介

グレインフリードッグフードの特徴は、グレインつまり穀物が含まれていないのが特徴です。
ドッグフードは一般的に米・小麦・大麦・オート麦・トウモロコシなどが含まれていますが、肉食の動物である犬にとってこれらを大量に摂取することはアレルギーや肥満の原因になります。
穀物が含まれていないフードにすることで、肉の含有量が多くなり高タンパクを中心の食事になって便秘や下痢などのトラブルや肥満を予防することにつながります。

どんなときにグレインフリーのドッグフードを選ぶ?

身体に良いドッグフードを探しているとよくグレインフリーのフードを目にします。
何となく選びそうになりますが、このドッグフードを選ぶべきというケースがいくつかあります。
一つ目はいつも何となく便が柔らかめだったり、硬い便と軟便を繰り返していたりと、便の硬さが安定しない場合です。
便は程よい硬さと水分を保持したものが良いとされており、軟便ということは上手く消化吸収ができていない可能性をがあります。
この場合フードに含まれる穀物が原因かもしれないため、グレインフリーを選択してみるというのも手です。
二つ目は食物アレルギーがあるケースです。
症状は主に皮膚に現れ、痒みや炎症を起こします。
ドッグフードに含まれている何らかの食品に対して反応している状態ですが、グレインフリーのフードを選べば穀物を除外できるため症状が落ち着く可能性があります。
三つ目は肥満対策です。
穀物は炭水化物なので血糖値が上がりやすく肥満に繋がりやすい材料なため、グレインフリーのドッグフードで対策を取ることができます。

ドッグフードをグレインフリーにするメリットは?

一般的に値段が高い傾向にあるグレインフリーのドッグフードですが、犬にとっては健康面で大きなメリットがあります。
グレインフリーとは名前のとおり、穀物を使用していないということです。
犬はもともと肉食動物であるため、大量の穀物を消化するのに適した体にはなっていません。
グレインフリーのドッグフードは動物性タンパク質をメインにしているものが多いので、下痢や嘔吐などの消化に関するトラブルを防止することが期待できます。
また、犬を飼ううえで忘れてはならないのが穀物アレルギーです。
頻繁に身体をかいたり皮膚を舐めたりするクセがあれば、穀物アレルギーの可能性を疑ったほうがいいでしょう。
ただし、グレインフリーを摂取すると体調を崩す犬もいるため、注意が必要です。
動物性タンパク質の過剰な摂取は、腎臓疾患を引き起こすかもしれません。
老犬であれば、命に関わる大きな問題です。
どのペットフードを選ぶかは、獣医のもとでしっかりと検査を受けたうえで決めるとよいでしょう。

愛犬にグレインフリーのドッグフードを与える際の注意点は?

ドッグフードを選ぶ上で、原材料のかさ増しとして使用されることが多いのが小麦や大麦、とうもろこしや米などで、それらの穀物が一切配合されてない「グレインフリー」は人気が高まっています。
グレインフリーは犬が消化しにくい穀物を排除していることや、アレルギーが起こる危険を防ぐことができるメリットがあるため、非常に魅力的なフードとして注目されていますが、与える上でグレインフリーの注意点もしっかり把握しておきましょう。
グレインフリーフードは、動物性たんぱく質の含有率が高くなっていることが多いので、長期間与え続けると動物性タンパク質を過剰に摂取してしまうことになり、腎臓に負担を与える恐れがあります。
健康な犬であれば大きな問題にはなりにくいですが、シニア犬であったり腎臓病を抱えている場合は腎臓へのリスクが高まる危険があるので注意しましょう。
また脂肪分が低めのタイプになると、さらに高タンパク質になるため避けることが重要です。
他にも穀物の他にじゃがいもやタピオカが使用される場合、血糖値の上がりやすい炭水化物なので肥満や膵炎、糖尿病の原因になりやすいのでドッグフードを選ぶ上で注意が必要となります。

ドッグフードのグレインフリーとグルテンフリーの違いは?

犬にとって良質で安心なドッグフードとして、グレインフリーのものとグルテンフリーのものをよく耳にします。
似た言葉ではありますが、厳密には示すフードの栄養情報が異なります。
グレインとは穀物全般を指す言葉で、グレインフリーは穀物を使用していないフードということになります。
犬は穀物を消化するのが苦手なので消化不良を起こしたりアレルギー症状を出したりしてしまうことがあり、その点からグレインフリーで代わりに良質なタンパク質を豊富に使用したフードが人気を得ています。
一方、グルテンとは穀物の中でも麦類に含まれるタンパク質名です。
すなわちグルテンフリーとは麦類を使用していないフードという意味で、米やトウモロコシ、豆類などの穀物は使用されている可能性が高いです。
麦だけにアレルギーがあることが分かっていればこのドッグフードを選ぶメリットがありますが、アレルギー物質が特定されていない場合や何となくお腹が弱い体質の場合はグレインフリーを選ぶのがお勧めです。

安全安心なグレインフリーのドッグフードを選ぶポイント

穀類を一切配合していない物をグレインフリーと呼びますが、メーカーによっては原材料に使用する肉類や魚類の品質が悪い場合も多いといわれています。
そこで安全安心なグレインフリードッグフードを選ぶためにも、飼い主は選び方のポイントを押さえておくようにしましょう。
まず最初に確認したいのが主原料に良質な肉や魚が使用されているかという点で、原材料の何%にどの肉や魚を使用しているのか、使われている原料がヒューマングレードであるかもチェックします。
食の安全に厳しい海外では、ペットフードに人間の食品と同等基準の原料を使用することを法律で定めているため、ヒューマングレードの原料と表示されているなら、安心して飼い犬に与えることができる基準となります。
他には合成保存料や着色料、香料やBHA、BHTなど体に悪いとされる添加物が使用されていないかも確認が大切です。
ただし中には自然由来の添加物を採用しているドッグフードもあるので、全ての添加物が悪であるわけでないことも知っておきましょう。

グレインフリーのドッグフードは犬の体に良いって本当?

犬はオオカミから進化したと言われており、本来は肉食動物でした。
そのため、たんぱく質中心の食生活が好ましいとされています。
グレインフリーのドッグフードは、犬が消化しにくい穀物を使わず、たんぱく質主体のドッグフードなので体に良いと言われています。
穀物は体に悪いわけではありませんが、アレルギーの原因とされているので犬によっては湿疹や痒みが出ることもあるので注意が必要です。
グレインフリーのドッグフードに変えると、改善することがあります。
ただし、グレインフリーのドッグフードが全ての犬に適しているわけではありません。
高タンパクの食事は腎臓への負担が大きいため、臓器の機能が低下している老犬は避けることをおすすめします。
アレルギーがある犬や、運動量が多い犬に向いています。
体調によって必要な栄養素も変わってくるため、選択肢の一つとして考えるのが良いでしょう。
2、3種類をローテーションで与えると、アレルギーのリスクも抑えられます。

グレインフリードッグフードの主原料

小麦・大豆・トウモロコシなどの穀物が使われていないグレインフリーのドッグフードは、基本的に動物性のタンパク質が主原料となります。
しかし、動物性タンパク質と一口に言ってもその種類は非常に多く、肉系であればチキン・ビーフ・ポーク・ラム・ダック・バイソンなど、魚系であればサーモン・ナマズ・ニシン・トラウト・サバなどがあります。
犬によって好みが異なるので、食いつきが良いフードを選ぶのがおすすめですが、継続的に同じ種類のタンパク質を摂取し続けるとアレルギーにつながる恐れがあるので注意しましょう。
ドッグフードによるアレルギーを予防するには、定期的に主原料の種類を変更していくのが良いとされています。
また、フードを切り替えたことにより皮膚に異常が起こったり、下痢や嘔吐といった症状が現れた場合はドッグフードに含まれる原料にアレルギーを持っている可能性があるので、動物病院でアレルゲンの検査を受けることをおすすめします。

ドッグフードでグレインフリーがおすすめされる理由

数あるドッグフードの中でも、グレインフリーと呼ばれるタイプが注目されている理由の一つは、グレイン(穀類)を排除することで肉の含有量が増え、高タンパク質なフードであるためです。
犬にとって穀類は消化しやすい原料の一つであり、食物アレルギーの原因にもなることから含有量が多いフードは非常に危険だと考えられてきました。
そこでグレインフリーのフードならば、穀類を全て排除しているので、消化しやすい動物性タンパク質が原材料のメインとなるので便秘や下痢などの腸内トラブルや、肥満を予防することが可能ですし、実際に切り替えたことで愛犬の毛ツヤが良くなったと評価されています。
ただし動物性タンパク質の摂取が増えると、クレアチニンやBUNなどの腎臓の血液数値が異常になるという報告もあるので、栄養が不足したり過剰になってしまうので健康似必要となる栄養バランスが崩れる可能性があることを把握して、ドッグフードを選ぶことが大切です。

グレインフリードッグフードの原産国は?規制や基準はある?

ドッグフードを選ぶ人の中には、愛犬に余計なものが含まれない無添加製品を吟味する人も多いようですが、一般的に犬は穀物を食べると消化が悪くて体調を崩すなどから穀物が使用されていないグレインフリードッグフードを選ぶ飼い主さんも多いようです、ただ、穀物はワンちゃんの個体ごとに良し悪しがあるので、アレルゲンを持たないワンちゃんなどの場合は穀物を使用しているものでも良いですし、穀物は重要なタンパク源になるなど愛犬の健康にも良い効果を与えてくれます。
グレインフリーなどに関係なくドッグフードを選ぶときの基準の一つに原産国がありますが、それぞれの国ごとに基準が異なるので一概に日本製が良いなどのようにいい切れるものではありません。
どのような国で作られた製品であるのか、その国のペット食品に対する基準や規制が厳しいなど知識を得ておけば愛犬の健康維持に役立てられるドッグフードを簡単に見つけることができるようになります。

筆者:新開清司

筆者プロフィール

長野県箕輪町生まれ。
ドッグフードを選ぶ際に役に立つ、グレインフリードッグフードに関する情報を発信しています。
グレインフリー ドッグフード